「仕事、楽しくないんだよなぁ」
そう、ため息をついているあなた。
もしかしたら、仕事に対する考え方が少しズレているのかもしれません。
仕事の本質。
それは、「価値の提供」です。
つまり、人のために動くこと。
これ以外に、仕事でお金を稼ぐ方法はありません。
なぜなら、お客様に貢献した対価としてお金が得られるから。
そして、同じく働いている人にも気遣いをすることで評価されやすいから。
結局、人のために動くしかないんです。
仕事は楽しくない。それは、無理もない。
「え、じゃあ仕事って面白くないじゃん…」
そう思いましたか?
その通り。
仕事は基本的に、面白くないと僕は思います。
なぜなら、人のために動く必要があるからです。
想像してみてください。
あなたが大好きなゲーム。
それを、誰かのためにプレイする必要があるとしたら?
最初は楽しいかもしれません。
しかし、それが毎日続いたら?
おそらく、苦痛に感じるでしょう。
仕事も同じです。
自分の好きなこと、得意なことだけができるとは限りません。
むしろ、やりたくないこと、苦手なことの方が多いでしょう。
それでも、人のために動かなければお金はもらえません。
だから、仕事は面白くないのも無理はないんです。
充実感と楽しさは違う。
しかし、勘違いしないでください。
仕事で充実感を得ることはできます。
なぜなら、人の役に立ったという実感は、何物にも代えがたい喜びだから。
しかし、それは楽しさとは違います。
例えば、あなたが医者だとしましょう。
難しい手術を成功させたとき、大きな充実感を得られるはずです。
しかし、手術そのものは決して楽しいものではないでしょう。
仕事とはそういうものです。
人のために動いたかどうか。
それが、充実感を得られるかどうかの分かれ道です。
仕事で充実感を感じることはあっても、楽しいと感じることは稀です。
もしかすると、仕事に楽しさを求めない方が仕事は上手くいくのかもしれませんね。
「人に貢献できるかどうか」で仕事を選ぼう。
もしあなたが、仕事選びに迷っているのなら。
「人に貢献できるかどうか」
この基準で選んでみてください。
例えば、教師。
子どもたちの成長を助ける、非常に貢献度の高い仕事です。
あるいは、介護士。
高齢者の生活を支える、なくてはならない仕事です。
もちろん、どんな仕事でも人の役に立つことはできます。
しかし、より貢献度が高い仕事を選ぶことで、充実感を得やすくなるでしょう。
仕事に情熱はいらないのかも
本来、仕事は苦痛なことが多く、楽しくないものです。
そこに無理矢理情熱を注いだところで、逆につらくなるのも無理はないです。
というか、仕事に情熱を注ぐことによるデメリットは結構あります。
- やりがいを持つほど搾取されやすい
- やる気があっても別に生産性は上がらない
- 燃え尽き症候群に陥りやすい
これらが主に仕事に情熱を持つデメリットです。
そもそも「仕事に情熱を持つべし!」みたいな考えは割と近代の考えだったりします。
情熱は仕事ではなく趣味に持つべきで、仕事は淡々とやった方が良いのかなーと個人的には思いました。
最後に
仕事は、人のために動くこと。
それは、決して楽しいことばかりではありません。
しかし、人の役に立ったという実感は、何物にも代えがたい喜びです。
仕事を選ぶとき、あるいは今している仕事に向き合うとき。
「誰かの役に立っているか」
ぜひ、このことを考えてみてください。
きっと、あなたの仕事観が変わるはずです。
偶然なのか何なのか、「働く」という字は「人のために動く」と書きます。実はこの漢字一文字に本質が集約されているのかもしれませんね。
この記事が、あなたの仕事に対する考え方を見直すきっかけになれば幸いです。
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