- 仕事に対する情熱が湧かない…。
- 「やる気を持って仕事をしろ!」とよく言われる
- 気合いでどうにもならないのよ…。
こういった悩みに答えていきます。
今回の記事を読めば、仕事のやる気の出し方やそもそもやる気は必要なのかってことが分かります。
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隙間時間で読めますので是非とも読んでみてください。
そもそも仕事にやる気は必要か?
結論から言うと、「やる気は無くてもいい」になります。
なぜ無くてもいいのかを解説します。
理由としては、
- やる気があっても生産性は上がらない。(むしろ下がるかも)
- やる気があると搾取されやすい
の大きく2つになります。
やる気があっても生産性は上がらない
仕事の情熱がある人が生産性が高いかと言えばそうではなく、むしろ生産性が低いということが分かっております。
その理由としては、トラブルに弱くなるからなんだそうな。
要は、
- 情熱に頼って仕事する
- 情熱は時間が経つにつれて衰えていく
- ちょっとしたトラブルに惑わされて、目標が達成しづらくなる
- 生産性が下がる!
といった感じです。
「やる気がある方が生産性が上がるよ!」という意見もあるかと思います。確かにやる気があると仕事の満足感や幸福度は上がるみたいですが(r)、生産性には影響ないどころかむしろ下がるんですよねー(r)。
つまり、仕事に情熱があると気分が良くなるだけで、生産性は下がっているということが分かります。一時的に気分が良くなって生産性が上がった気になっているだけなんですねぇ。
これは意外な見解じゃないでしょうか。
やる気があると搾取されやすい
これは経営者の視点から考えればなんとなく分かるかと思いますが、やる気がある人ほどこき使われるわけですね。
実際、社員を雇う人を調べた研究によると、仕事に対する情熱をアピールした応募者が雇われやすかったんだそうな。
これは、応募者の情熱に採用側が感銘を受けたというよりは、情熱がある方が少ない給料でも働いてくれると考えたためなんですね。
やりがい搾取という言葉があるように、こき使われると生産性が下がるので、むしろやる気はアピールしない方がいいのでは?と思うわけです。
どうすれば仕事に情熱が湧くのか?
上記の通り、仕事にやる気があることにはデメリットもあるわけですが、それでもやる気を出したいという方がいるかと思います。
「じゃあ、どうやったら仕事のやる気は出せるの?」ということですが、これに関しては「仕事に取り組めば勝手にやる気は湧いてくる」ってのが答えになります。
普通は、「やる気がある→仕事が続く」という風に考えがちですが、実際は「仕事を続ける→やる気が出る」という順番になります。
要は、どんな仕事でもいきなりやる気が湧くケースは少なく、長く仕事を続けていくうちに自然とやる気は湧いてくるわけです。要するに「やる気は探すものではなく育てるもの」と言えるでしょう。
なので、例えば転職で「もっと好きなことを仕事にしようか…」と迷っているときは一度立ち止まって、「今の仕事をもう少し続けたら好きになれないだろうか?」と考えてみるのもありかなーと思います。そう考えた方が楽ですからねー。
極端な話、テキトーに選んだ仕事でも長く続けた結果、好きになる可能性は十分にあると思うので、あまりやる気に関しては悩みすぎず、「そのうちやる気は湧いてくるべ」と思えば気楽に過ごせるのではないでしょうか。
ではまたー。
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